入院・手術のご案内

手術にあたって

当院は、開業以来約100年を迎えました。46床の眼科専門病院です。本院および3カ所の眼科分院を持ちます。悪性腫瘍を除く全ての眼科疾患治療に対応しています。 本院は糖尿病専門医による内科外来を併設、全身管理、糖尿病管理を行いつつ眼科治療、手術が可能です。

病院連携については、分院の他、周辺の眼科・糖尿病専門クリニック等と病診連携を持ちます。大学病院との連携について紹介させていただくと、眼科部門は 昭和大学医学部眼科学教室、内科部門は筑波大学臨床医学系代謝内分泌内科と密な連携を持ち、更に福岡大学医学部眼科学教室及び北里大学医学部眼科学教室とも協力関係にあります。

近年の集計では、日帰り、短期入院での白内障手術が増加傾向にあります。糖尿病専門医の全身管理下、硝子体手術医による糖尿病網膜症に対する硝子体手術症例の増加傾向・治療成績向上です。

手術のみでなくドライアイ専門外来、角膜専門外来、糖尿病専門外来、ロービジョントレーニング等、多岐に渡る医療活動を実施しています。

  • 麻酔科専門医による全身麻酔・小児全身麻酔・局所麻酔のいずれにも対応可能です。
  • 白内障手術は、点眼麻酔下で超音波水晶体乳化吸引術及びソフト眼内レンズ挿入術により 小切開白内障手術による無縫合手術に対応し、術後早期より視力回復します。 全身状態に問題がなく本人の希望があれば、日帰り手術・短期入院手術が可能です。緑内障合併等、難治の白内障手術症例を多くおこなっています。既に白内障手術を受け、眼内レンズ移植が出来ない症例に対しても、眼内レンズ毛様溝縫着術により眼内レンズ移植可能です。
  • 硝子体手術、網膜剥離手術は年間約600件、このうち糖尿病網膜症は年間約200件で増加傾向を示します。常勤の糖尿病内科専門医による術前術後の管理・治療を実施します硝子体手術医による手術実施によりトップレベルの手術成績を得ております。他院からの紹介率は、約90%を占めます。
  • 角膜移植手術は、既に35年前より、日本国内での眼球提供がなかった時代から、当院の手術技術が評価され、米国ワシントンのインターナショナル・アイバンクより空輸による眼球提供を受け、日本国内の民間病院として初めての角膜移植に成功しました。以後、今日まで長期に渡る角膜移植手術の実績を持ちます。
  • 緑内障手術はマイトマイシンC併用緑内障手術により術後成績良好です。
  • 眼瞼形成手術(眼瞼下垂等)は日帰り手術で実施。小児から老人まで対応しており症例数も多数あります。
  • PDT治療加齢性黄斑症(AMD)に対し、最先端の治療(PDT治療)を実施しております。

以上手術内容は、白内障手術・緑内障手術・硝子体手術・網膜剥離手術・角膜移植手術・涙嚢鼻腔吻合術・ 眼窩底骨折・眼外傷・眼瞼形成、眼瞼下垂等、多岐に渡ります。
常勤医師の専門外分野に関しては、大学教授の定期来院による診察・手術で応需し、高度の医療レベルを維持しています。

白内障手術の場合の流れ ※当院にて詳しい資料をご用意しております。お気軽にご相談ください。

白内障は瞳の奥の水晶体という部分が白く濁り、視力が低下する病気です。
治療法には、点眼薬や内服液などの薬物療法もありますが、それらはあくまで病状の進行を遅らせるものなので、視力が低下し、日常生活に支障をきたすような場合には、手術をおすすめします。
白内障の手術は身体への負担も少なく局所麻酔で行なう手術の為、短時間ですみ、日帰り手術も可能。入院する場合でも2〜3日で退院できます。

検査・診断

白内障手術前に行なう検査は痛みを伴わず、短時間でできます。

白内障手術を受ける前に以下の検査を受けていただきます。検査は手術を決めた当日と、術前検査日の2日間にわけて行ないます。検査内容のうち散瞳検査は点眼薬で瞳を開いて検査するもので4〜5時間眩しくなります。散瞳検査を行なう日は、ご自身による車の運転はお控え下さい。

手術の適応を決める検査
視力検査
眼圧検査
散瞳(点眼薬)検査
細隙燈顕微鏡検査
眼底検査
角膜内皮細胞顕微鏡検査
網膜電位図
眼内レンズの度数を決める検査
角膜曲率半径計測
超音波検査
全身状態の検査
採血
採尿
心電図
胸部レントゲン検査

※内科疾患をお持ちの方は当院より内科主治医に、診療情報提供依頼をいたします。
手術入院中の管理は、当院内科が行い、安全な治療を心がけます。遠慮なくご相談ください。

治療・手術

白濁した水晶体を取り除き、眼内レンズを挿入します。局所麻酔で痛みもなく、10〜30分で終了。

白内障の手術では濁った水晶体を取り出して人工の眼内レンズを挿入します。主流は「超音波乳化吸引術」という方法です。これは3mm程度の小さな創口から手術を行なうもので、超音波を使って水晶体を破砕して吸引します。この方法は、目そのものへの負担が少なく、術後もすぐに視力が回復する最先端の手術です。

術後のサポート体制

手術後の患者さまは24時間医師と連絡がとれます。

当院では、白内障の手術器械はすべてコンピュータで制御されており、常に最新のプログラムを採用しています。
万一の故障に備えて、バックアップ用の器械も準備しております。
また、眼科の医師が1年中、夜間・休日も常勤しているため、緊急手術が必要な場合や合併症が起こった場合でも、大学病院と同等な治療を24時間行なうことができます。このように、手術後の患者さまに安心していただけるようサポート体制をととのえています。患者さまのご希望・ご期待にお応えできるよう、スタッフ一同、医学界でも最高レベルの治療を可能にする環境づくりに励んでいます。

術後のサポート体制

来院、術前準備、手術、安静、術後診察、退院、外来通院

入院手術(白内障手術の場合の例)、日帰り手術(白内障手術の場合の例)

多焦点眼内レンズについて

眼内レンズのご案内
詳しくはこちらをご覧下さい。

多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術は『先進医療』となり、手術・眼内レンズ代は【自費診療】、手術前後の診察(検査・投薬など)は【保険診療】となります。 当院では、2009年12月より先進医療『多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術』を施行できる医療機関として、厚生労働省に承認されております。

※2016年10月より、五軒町診療所も先進医療が厚生労働省に承認されました。

※こちらの資料はPDFでご覧いただけます。
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